人類の玩具。

今週。豪ドル円はぐにゃぐにゃに軟調だ。2えんも落ちている。
これがどういうことか、為替のニンゲンなら痛いほど判ると思う。
こないだまで、私が生れた8/15は、終戦記念日とか盆と思ってた。
歴史は情報という絵具で、重ね塗りされて行くワケなんですが
まさか71年、8/15が、ニクソンショックだとは思わなかったな。
そんなこんな、私はニクソンショック生まれ。
 
相場のひとになったいま、思うこと ひとつ。
今ここに、相場があるなら、必ず「主場」もある。なぜって?
光あれば影があるからだ。それこそ芸術かも知れないねー。
さてさて。
2円も下げたのに、損きりしない豪ドル円。
①上げっぱなの原油価格の大幅下落、
②ユーロドルの売りに連動している様子。
今日の欧州タイムでは、やっとこ ユーロが買われてる。
「ロシア系に加え、アジア系も買いを入れてきた」(外銀筋)ことから、一時は
1.5640ドルまで上昇。また、ユーロ円も「英系の買いが見られた」(同)こともあり
168.70円に観測されたストップ買いをつけ、一時168.74円まで上昇とのこと。
それに乗っかったか、豪ドル円は102円ロウまで戻してる。
原油価格は下げたのに、小売価格は8月から値上げ。
いまや石油は人類のおもちゃだ。