すっかり。写真に
納めるの、忘れてたよ。
畦という畦に咲き誇る、妖艶な赤。彼岸花。
強きを制した女性が、迫り乗る、目の赤さ。
真っ直ぐ!命への貪欲さを思う。彼岸の花。
彼岸という名にして、群れをなし迫り来る。
畦という畦が、どろりとした。血だまりのよう。
秋桜はその赤よりも、遙かに多く咲くけど
淡い色は甚だしく彼岸花を引き立てるだけ。
秋の桜は、女を引き立てる為に咲く。
命の色は淡く、線は細い。秋に散る桜。
彼岸の花に見る、命の貪欲さ。美しいな。
三瀬にくるくるのループ橋ができてた。
気持ち悪いカーブを通らずに快適運転。
午後2時ふらり出発。三瀬の蕎麦を食べ
温泉に浸かる、わすが日没までの旅。
三瀬の山に咲く、血だまりのようで、
迫る女の目色をした、暑い彼岸花ー。
三瀬に別荘、欲しいです。