日本でバブルが弾けたころ、貧乏大将っつー曲
ライブでやってたなぁ。パンクテイストなんだけど
ヘッドホンつけて、ドラムンベイスひとりで演奏して、
狂ったみたいにシャウトしてた。そこから派生して
ポップに洗練されたのが、スガシカオ。
コミックに流れたのが、はにわ。だ。(塾長推測)
多分あんとき、ふたりは、時を同じくして、
三軒茶屋のライブハウス・スタンディングフロアで、
宇宙の始まりを目の当たりにし、苦笑しながらも
衝撃的なインスピレーションを受けたはずだ。
そうして日本がこうなることも、
判っていた。もう、20年も前に。
当時はまだ、派遣社員というものがなかったゆえ、
安易な解雇劇は倒産しないかぎり有り得なかった。
つまり会社と雇用者は一蓮托生だった。
社会はリスクに対して知恵をつけたのだ。雇用者は
会社の危機に際して、リスク存在になり首を捧げる。
それが派遣社員ていうやつです。傭兵みたいなもん。
サインしたら敵にも味方にも首きられる覚悟ですよ。
いまの雇用者に安定などない。いやもともと人生に
安定などないよ。陰と陽があり、山と谷があり、男と
女がある。同じことだろう。これまでの経済システムが、
満ち引きを忘れ、満ちることばかりを追いかけた結果、
これほどのドン引きを招いたのだ。
おなじ不安定なら、腕いっぽんの職人とか自営業が
よっぽど楽しいですよ。個人でも法人化できるので、
いっそ家族法人というのも新設しちゃえばいいのに。
年金(老齢積立)とか子育て(社員教育)優遇したり。
法人税収も幾ばくか増えるだろうしねぇ。
あ、かるい妄想?駄目ですか。
ユーモアがない国なんて、
働いてもつまんないですよ。
だから最近、妄想を越える人が
三面記事になっちゃうのかなぁ。
あらゆる妄想を、想像力を働かせて人に話して
実現できる道をじっくり、模索する環境こそ大事。
それがヒューマンと書きつつ、ユーモア。かな。
ね。