生きるって、雪の日。

20090126145358

自転車で走りながら、作ってきた軌跡。
細く交錯した数分前に戻る、轍がない。
ふと、自転車を止めて振り返るとさ、
降り続く雪で、轍は静かに消えます。
後ろの轍はおろか、
行く先の景色も。ないや。
雪に阻まれ、景色はもちろん、
歩んだ証しや、軌跡も何もない。
常に不安だらけのスタートに戻る。
残酷?走らなければ、轍は消えるよ。
轍とか道。生きた証しが欲しい!
じゃあ、走るしかない。
生きるって雪の日。