伝えるってこと。


見た目と違って辛口コメントな教え子と、これまた別の教え子が出るライブにお邪魔。耳きこえんのにダンス&ボーカルパフォーマンスなのだ。しかもだ、本気度が違うんだろうな。めじゃーデビューしたいんだろうな。必ずだな。やるんだろな。仲間ふたりに迎えられ、踊る歌うコリアンアーチストのコピーナンバー。そりゃさ、教え子何唄ってるかワカランヨ、滑舌だめ、しかも歌詞ハングル。生まれて耳は聞こえてないんだ仕方ない。でもね、甘えちゃもっとだめなのだ。ステージに立つ勇気とさ、迎えるメンバーのサポートは隣で観てた辛口コメントな教え子も号泣です。あちらもこちらもツタワンナイですネ、ヨソサマをなかなか辛口で斬ってた、そんな方
が。
泣いらっしゃる。
あーと、パフォーマンス、デザイン、愛情、表現っつーのは決して言葉じゃあない。僕らはいちばん便利なことば、日本語に頼りきってる。昼のニュースでは楽天社内の公用語が英語になり、便利な言葉を外したコミュニケーションを求められるようだ。もはや、言葉がうまいとか下手とかじゃないと思う、大事なのは伝えたい意思そのものだろ!耳が聞こえん子の言葉や歌詞は分からんだけに、歌いたい!ってのだけはガツンと来てしまう。言葉がだめなら、言葉に頼らなければいい。言葉を越えてしまえばいい。言葉なんて誤解を生む方が多い。だからこそ、アート、デザイン、パフォーマンスそして、愛がある。
そもそも言葉で伝わらないもの。
それを忘れず、どこにもない、あーたの言葉に頼れないその声を磨き込んで、どこまでも高く突き抜けてしまえばいい。迎え入れた仲間の愛にも敬意を表しつつ。
言葉じゃない。かならず。伝わる。突き抜けようぜ。
写真ちがう人なんですがね。