いのちがまつわり、
ほとばしるって、これ。
春のはたけも夏至に向かって、
右から左から、前から後から、
うねり返す命のフェスが始まった。
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あんた方!
自然ちゅうのはビターで、
みっともなくて、不細工で、
恥ずかしいとこなんですヨ!
雑草だとか野菜だとか
芋だとかイノシシだとか
いのちが燃え尽きるまで
実っちゃいたいんですよ。
もう はたけの生命が、
ひとつになってますぜ。
実っちゃっていいですか!
いいですか!いいですか!!
決まってるでしょう!五穀豊穣!
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と。山口隆ぽく記してみた。
ざわつく生命。こんな感じだ
まいど。0から8を巡らせる、
08site こと、オヤサイトコージです。
はたけでも生命のフェスが始まりましたぞ!
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上の写真はパープルスイートロード。昨年9月、うっかりイノシシの被害にあい全滅させてしまった。無惨に残された芋づるの一部を持ち帰り、ペットボトルで越冬してた。3月半ばだったかな、活性化して根が張り幼葉が茂ったものの、二株を残して全部枯れてしまった。あと一息のところで越冬に苦戦。その頃に農園に行くと、回収しなかった芋づるが刈草に埋もれてまだ青々としてた。再度、彼らを持ち帰り3月から、もう一度、育苗に努めた。
二枚目は貧素な畑の土で発芽した、起き抜けの特濃こふきカボチャ。
三枚目は初挑戦の米。稲刈りとか脱穀とか籾摺りとか、道具も知識もない園主の不安をよそに、無邪気に育つハッピーヒルという陸稲。
インスタにも飛んでみてね〜
ほかトマトやオクラ、ピーナツもよそよりも遅い3月末くらいに仕込んでいたのだけど、育苗ハウスでもないので、夜はまだ寒いし、皆さん発芽しない。そんな季節の理屈を考えず、ワタクシにんげんの都合で焦る。たくさんの雨が降り、ぬるい風が吹く日を待てず、首を長くするたびに思う。植物は地球と戯れ、素直になびく感性があるのだと。
そうして、春の嵐が来ると、一斉に芽吹く。それはハウスでぬくぬくさせたときとは違う、熱い祭りのような躍動感があって、命とは、季節と戯れる祭りだなと、しみじみ思う次第です。