夏至までの定植と、自然の力を満たす考え方☆

思い起こせば 6月26日のこと。
ようやく九州北部は雨模様となりました。

太陽の高まりに乗っかるよう、6/22の
夏至までに、がんがん作業をやってた。
そのあとすぐ梅雨入りと見たからね。

しかーーし!梅雨入りしたとは言え、
雨が降らず。ことしは爽やかな天気が
思いのほか、長ーく続いていたのです。

長雨になったら記録をまとめるとか、あれこれデスクワークを考えていたんだけど、幸いなことに、天気に恵まれ過ぎて作業を休まなかった。やっと暫く前線が停滞して、雨が続くようなので、気合いを入れて凄ーい除草作業を務めた。ところが、またまた、たいした雨には至らず。

更に2週間ほど経ち、7月半ば。

やっと梅雨らしいザザ降りの雨と、どんよりした天気の繰り返し。まったくもって、見立て通りにいかない。しかしだ。ここを越えたら、ギラギラ夏めいてくる。はず!

ところでオイラは兼業で夜勤をしているのだが、先方の都合で6月から3ヶ月に及ぶ自宅待機を告げられている。稼ぎを捻出せねばならんので作付を拡大するため、人知れずポケット発芽を試みながら、年明けからコツコツ仕込んできた。

オヤサイトでは農園と夜勤をミックスした
楽々ルーティンメソッドを作り上げた今、
夜勤を控えた時間に農作業に従事する
都市型の「3時間農法」を実践している。

しかし6月以降、天気さえ良ければ日没までガッツリやれる。そんな余裕が裏目にでた。優先度の低い作業で無茶してしまうのだ。うっかりはじめる草むしりとか…

なので、じぶんで見立てたリズムが、無理なく自然に調和するか、とても大事だとおもうよ。はたけの付き合いは、自然そのものと付き合うことで、ひとの考えることも、自らの意思とおもっていても、自然がめぐる一部であって十人で十色。

そういう意味で、おいらの3時間農法は、
自我も自然も無茶をさせてくれないので
シビアな適当さ。中庸が求められてる。

あるいみ、固持しない あきらめる農法

急いで播種しても、発芽すると限らない。
発芽しても、健やかに育つとも限らない。

そこを押し通す、技術と体力、そして意志
強固な見立てが、ガチの営農だとおもう。
なのでオイラは「既存のガチ」じゃない。

もし 3時間農法に極意があるとすれば、ケ・セラセラ以上のガチ未満。欲張らず三時間で出来ることを絞り込み、タイムアップしたら諦める。雨なら外に出ず、ブログやデータを更新する「晴耕雨ログ」だ。

さて、タイムラインを時間から月日に移すと「二十四節気、七十二候」は現在でも農事のよい目安になっている。そこで、「夏至」を目途に、ざっくりと作付のアレコレを、振り返っておこうと思う。

夏の植物が成長臨界を迎えるという「夏至」までに、定植を終わらせるために、逆算して年明けからベランダ育苗して、彼らを畑に送り込みましたぞ!

ちっこいマイクロトマト&中玉のマティナ

初の黒えだまめ。正月の黒豆になります

初の水ナス。生食できる茄子

これも初の黒ピーマン。赤にもなります

タネ取り綿花。定植後の生き残りが2株…

ミニズッキニ。育ちは速いが販売に及ばず

赤オクラ。サラダオクラとして生食OK!

自家採種のバジルは乾燥させます。

そのほか、さやあかね、パープルさん、
キクイモ、落花生。勝手に育っている
サトイモ、ニラ などなど、ありますよ。

畑に余裕あればブロッコリは収穫後も放置すると、宿年草なのでまた花芽がつくよ。

以上。大雑把な写真の記録。いずれも6月20日~26日に撮影。あらかじめ団地のベランダで育てた苗を農園に定植する頃。カリフォルニアみたいな爽やかな6月の空が続いてた。行ったことないけど。

いま見ると、この頃は可憐で可愛らしい苗。なんだかんだで、7月も後半にさしかかったドカ雨で、あらかじめ 凄ーい草刈りを終えていた農園が、いま、あらためて元通りの凄いことになっておる。

いよいよ、怒涛の草刈りのシーズン開幕!
苗は、そのほか脇役の草たちに覆われる。

脇役たちは、畑の泥土の状態を知る
サインなので「役草」とも言ってます。
泥に学び草を生かす栽培なのですが

そりゃもう、面白いほど引っこ抜ける
エノコログサを、うっかり手だけで、
全部むしり上げてしてみたりする日々

なのです!  (¯―¯٥)  アハアハ

泥の誘い、風の香り、うっかり
草むしり、マインドフルネス。

効率化と三時間農法の狭間。
離乳食クオリティの野菜です。

ほんじゃー、暑ーい夏がきたら
自然のリズムを感じて
過そうねー

☆★ Have a fan!! ★☆