振り返ると就農インターンから十年。あの頃は、もし自分の農場を持ったら「豊かな試行錯誤をブログにアップしてみたり、こりゃ、よかコンテンツになるバイ」と目論んでたョ。
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ところがですな。農業とやらは、実際に取り組んでみると、日々コンテンツが多すぎて、頭の整理はおろか、言語化も追いつかないまま、季節を相手にアレコレ仕掛けを施すのが手一杯。
特にウチは無謀にも3反の夏を、鍬いっぽんで迎えてしまい、管理が追いつかなくなる半グレ状態にしてしまったことがある。そこからの回生。やっといまですわ。
ガチ自然に向き合った八年は、ほとんどログ化されず、気がつけば、来年の2月で契約満了となる。経験としては貴重なデータなのだけれど、ただただ、ここにアウトプットはなされず仕舞いw
皮肉にも、いいコンテンツとは必ずしも、ログ化できるとは限らんことがよーーく分かった。ブログより手のかかるYouTubeとか、向いてないわ。
まぁそもそも。ログ化したところでビッグデータの肥やしにしかならぬし、思想チェックされて、AIを太らせるだけじゃん。
そんな農場も契約満了まであと一年。これまた久し振り。農園ログが刻まれる。それも新しい農場の移転先が内定したという、ご報告ログですw
だいぶコンテンツすっ飛ばしたなぁ
そもそも、農場もオペルも手かかりすぎ。嫌いじゃないタスクなので、ログなり動画なり、ここは楽してでも残しておきたいとこでしたな。
手いっぱいの農耕に、夜の重文警備をトッピングして、暮らしのルーティンはガッチリ出来上がった。そして、その隙間に為替の巡回を差し込み、一銭二銭の利益を幾重も重ねて、ここまで来た。これらは一貫した農耕の感性で成り立つ「農耕芸実」というものでございます。
新しい農場の内定に至るまで、休耕地の情報に触れ、幾つかをロケハンしたが、それはそれは、一般公開された休耕リストは比類なき荒地揃いであった。
我が農園も初シーズン当たりで、ガツンと荒地になりかけたが、どこを視察しても、その何倍も荒れていた。
なぜか荒れた地を数回も視察すると、気が滅入って絶望的になる。そういった意味でも農場は荒らしてはいけないと思う。
そんな中、幸いにもご縁を賜り、ちゃんとした波動の、心地よい農場を紹介していただいた。
一般公開とは比べものにならないほど整ったコンディション。人が与える波動って凄いよ。贅沢にも3つほどの選択肢があり、そこは敢えて、直感で惹かれた場所は選択せずに、ちょっとクセのある、難しそうな農場に決定した次第です。
まー忖度から面白みまで、アレコレ鑑みると、ちょっとしたクセがある方が、工夫の伸びしろあって、オモロイおまけを連れて来てくれそうな気がした。
弥生に残る最古のヨシタケを名のり、念願だった飯盛ルーツのオヤサイトです。それはもう、巡りめぐって新たなステージ。
そんなギャラリーを、羽根戸に賜りました。