ちきゅうの春。


まさに。あせんしょん真っ只中!
今のとこ。あたし、光に変わってないす。
自然の浄化としても。人の陰謀としても
地球の上で、太陽光を浴びてる以上は
何もかんもぐるぐる巡る、季節到来だぜ。
借景の桜は、一輪二輪とさ。
咲き出した、春はもうすぐそこ。
今度の春は、毎年巡る、春ではなく
光年単位で地球が迎えた、春なのだ。
たぶん。
必ず、きっと。
この春は、この星が迎えた春だ。
誰もがあれよあれよと目を覚ます。
そう告げに来た。鷺ちゃん
近寄っても飛立たず、我が家の中をずっと
ベダンダの手摺りの上から、舐めるように
まじまじと見回す…。しかも欠伸すんだな。
ちきゅうの春、ふてぶてしく鷺が告げる。