底打ちと芽吹きと仇討ち

トランプ関税をきっかけに、アメリカから資金が次々と撤退する騒ぎで、株式債券為替のトリプル安まで追い詰められたドル円。そしてどんなに世話しても芽が出ないトマト。

歯がゆい森羅万象の中で安堵をもたらした底打ち気配と、発芽は同じタイミングだった。

それに重ねアダムの不調。わが見立てと違って、入院先によると点火系の故障のようだ。

入院してもうすぐ3カ月。工場で黄砂を被ったアダムが哀れで泣ける。探してる部品がない上に、最初に間違って発注した部品のキャンセル手続きする一方、解決の見通しは立っていない。入院したあともネットの情報をよく調べると、探していた部品本体より周辺の構成部品に原因があるのではと、確証のない希望にJAFを呼んで工場から帰宅。振り出しに戻る

これも森羅万象の

ひとコマだろうな

何もかも。力み過ぎの思い込み。木を見て森を見ず。視野が狭くなっていた数カ月。ドルにトマトにアダムまで、ネバネバになった思いや、ねばならないの我欲に支配されて、冷静さは皆無だったか。

ついでに実家もそんな風情。

老いた父がご先祖に、毎日ていねいに何を唱えていたのか、やっと解った。幼少時の父が受けたトラウマに育まれた仇討ちの経である。家督争い相手の長男を毎日仏前で掘り起こす、因縁の記憶だったのだ。

家督争いに敗れた因縁がすべてを制するので、私に長男であることを、ずっと求めてきた結果、この歳になって父から、我が家に長男は不要と宣言されてしまう。

何か凄いものが、振り出しに戻る

長男らしくならねばという思いで、社会と折り合いつけながら過ごした50までのじかん返せw 父にとって、長男という存在が、よもや実子ですら仇討ちの相手だったとは。

まさかの展開に映画の脚本でも書けそうな勢いなので、わが血脈が抱える、理不尽な因縁については、またどこかで、しれっと記しておく。

まあ、手荒だけど。理不尽さから

解放されたと、思う事にしたので

これから少しづつ、波動をあげて柔軟で心地よく、残りの人生が整ってくれると良いなぁ。と言うか、落ち着け。俺