イカレポンチでなければ、ひとが集まらん。俺は。
デザイナーも否定。アーティストも否定。ビジネスマンも否定。
てってーてきな、自己否定。そのさきに何がのこる。
消去法。
ひさびさ、都心にでた。人がおおい。ちょっと辛い。
ひとさまのことも愛してなんかない。たぶん。社会貢献も嘘。
すーつ着込んで常識人になったつもりが、見透かされる。
先生と呼ばれるに値しないのだ。俺を。そう呼んではいけない
君が失笑されるぞ。
始まりは、ぱんく。atomicbomberchinenese とか、熱く語ってた。
なにが壊したかったんだろう。童貞だったし憤りもあったんだろう。
タイトに生きてきたんだ。削いで削いで。
ただ。なんもかんも削いでもうた。それがミス
やっと気がついた。また、戻れるか、判らん。
ぱんく男だった若い時分を、年とともにカムフラしただけに
すぎん。おおかた人を傷つけてハズイとでも思ったんだろう。
ぱんくは音楽性だけでない。様々な側面がある。結晶だ。
こんな純粋培養な生き方してきて、充分イカレていると思う。
その自負はある。しかも嫁も来てくれた。早々にイカレテル。
でも、しかし。決定的に足りなかったのだ。
知らずに削いでしまったのだ。それがまさに
ポンチだ！
いまの俺には、ポンチがない！！
ポンチが足りないのでなく。全くナイのだ！
市役所前ひろばでキーを叩く。足元の鳩が微動だにしない。
いままさに俺の気は、動き回る五月蝿い鳩を止めるほどだ。
イカレてるだけじゃ、突き抜けられん。そんな奴は五万といる
洗濯機の底でくるぐる洗われて消耗するだけだ。俺はちがう。
ポンチなのだ！！
イカレポンチなのだ！
い、か、れ、ぽ、ん、ち だ！！
ひとさまのことも愛してないし、金をかせごうとは思わない
社会をよくするなんて思わない。人間らしく生きたいだけ。
メシくって、さけのんで、風呂はいって、せっくすして。
射精家。でも、かまわん。
人間らしいじゃねーか。
振り返れば、市役所の試験受けたなんぞ、
そーとー魔がさしたとしかおもえん。ぞっとする。
もいっかい言う。おれのことは、
センセーと呼んではいけない。
世間さまに失笑される覚悟あるなら別だけどな