CUBリアスプロケ交換

芸財の潮。【Field & Arts Diary】
さて今回はリアスプロケットの交換でござる。
所詮はサンデーメカニックなもので、作業毎に
道具を買い揃えることになる訳なんですが。

しばらくぶりに整備すると、あらゆるナットが
そらもう固いこと。いちいち作業が萎えて中断。

しっかりとトルクが掛けられる道具
ちゃんと揃えとけよ。って感じです。
短いスパナで回そうとしますからw

そんなのムリムリ

そんなこんな、効率の悪さをくりかえし
やっとリアタイヤを取り外したのも凄い。

そして、スプロケ(ギア)をタイヤ・リムに固定する
四つのナットを外す事にこぎつけるも、またもや
暗礁に乗る始末… にじゅうねんも交換してない
リアスプロケのナットには、安全のため緩み止め
ワッシャ(金具)がついてるのだが。

あまりの経年使用で、同化しとる…
やばい。ナットに沿って折り上げた
ロックワッシャがーー!境目もなく同化

仕方ないので、ナットを緩める前に
ロックワッシャの折上げを戻さねば。
にじゅうねん以上ぶりのワッシャ外し!

に。突入!!

ダイソー(安!)で貫通マイナスドライバ購入。
トンカチで、カンコントントン、カンコンコンと
ナットとワッシャが同化し見えない境目を
僅かな憶測で広げてく。カンコントントン…

強引な作業でワッシャが
ぼろぼろになってくぅーー

しかし。コレ、緩めねば、なんとしても

芸財の潮。【Field & Arts Diary】

よっしゃーーー
ワッシャの折上げ、延ばしたぜーー!
このいきおいで、ナット緩めちゃる!

おや。。動かない

持ち出した、スパナもモンキーレンチも
力点の甘さと、トルク不足であえなく撤退。。

やぱ、メガネレンチが要るわ…
そっこーで車を走らせコーナン!

とんぼ返りで作業再開!
こだわりなく購入した物が
メイドインチャイナだった訳で

肉厚。わずか!コンマ1ミリ厚くて、
写真のナットとシャフトの隙間に収まらん!!

芸財の潮。【Field & Arts Diary】

ぎゃーーーーーーー。

生粋のメイドインジャパン。
スーパーカブは、すました顔で
工具すら日本の技術を要求する。

左がチャイナ製。惜しい…

その隙間に入らないメガネレンチ。チャイナ製は
日本製の薄さにすると、金属強度が保てない。
感心しながら、惜しいチャイナにがっかり。

芸財の潮。【Field & Arts Diary】

僅かな膨らみがない。日本製のメガネレンチ。
バッチリ、すっぽりと収まって気持ちいいー!

そしてぐっとトルクをかけると
まー、何事もなかったかのように芸財の潮。【Field & Arts Diary】
ナットがするりと回りだしたですよ!

うんうん。苦労した甲斐があった

ナットもワッシャも外し、もちろん
スプロケも取り外した。残った部品は
組み直すともう、お掃除できないので、

ついでに、こびりついた鉄粉を
ワイヤブラシでゴシゴシ磨いた。

そんで、新品のリアスプロケを
組み付けて、今来た道を逆戻り。

最後にまたワッシャを折り、ナットの
緩みを防ぐ細工をする。前回の作業で
ボロボロなんですけど、まだ働いて頂く。

芸財の潮。【Field & Arts Diary】

  再度、折上げたら、
  スプロケ交換完了っ!

ちょいと新品と比べて、一目瞭然…芸財の潮。【Field & Arts Diary】
20年ものは草刈り機の刃になってたよ

次はフロントスプロケ&チェーン張替えだぜ