呑んだ。月夜の風にまったりと一本、書く
いまを変えるということが、いかに難しいか。
人はそのために、臨終まで朝晩を繰り返す
じぶんの臨終のときにしか解らないこと、いま、
この瞬間に。理解したものだけが、じんせいの
ロケットブースターを手にすることができる。
おかねがあっても駄目。
じかんがあっても駄目。
ここ数年そんな感じだな。
そのまんなかは何だ。
ほんとに駄目だったのは何?
… こころ?
悲しい辛い、悔しい世界を見たくない。ならば。たった今こころを変えるしかない。
実は 見たくない世界とは、その目を通してでなく、こころを通してみているのだ。
めんたまなんぞ。しょせん飾り
おれが死ぬとき、奥さんのありがたみも、ヘルストロンの母も、小憎らしい親父も、
厚く手をかけた愛車も、続けるか辞めるか、いちいち思いあぐねいた赤坂荘も。
いまは、すべて目で見ている。
ネガティブなことは、持って行けないし、ポジティブなことも、持って行けないし。
じぶんのからだすらも、持って行けない。持って行けるのは、こころひとつだけ。
ならば、そのこころ。いますぐ楽しく。いま憂うなら、死ぬまでも憂いのときだ。
なぜなら今、この瞬間が、常に未来だからだ。
いま楽しくみえるなら、死ぬときも楽しく見える。じかんは流れてなんかない。
つねに今がじかんの本質。あまりにもわたしは、時計や暦に騙されている。
今がかなしければ臨終もかなしい。いま楽しければ、臨終も超たのしい。
はずですw
高ーい高いそらにまで持って行けるのは、今この瞬間も、臨終も、こころだけである。
死ぬとき解る、憂いも幸せも、等しくきらきら輝いてること。おれのこころが、過去の
記憶に基づいて、憂いと幸せに分けてしまう。この瞬間も、全然わけなくていいのに
そもそも、宇宙に境界なんてなく、太陽の光は石ころすら
そして、極悪人をも、等しく照らしているではないか。
さあ!今からどんな愉快なことを始める?
常に、この瞬間が、未来なのだ。
宇宙には未来もない、過去もない。
あるのは、今この瞬間だけだったり。
それはそれは、柔らかな、
乳のにおいがする未来の赤子だ。
大事に大事に、育て上げるしかないよ